本の記録
読書感想文。
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清州会議
12月 26日 * 09:11 * 三谷 幸喜 *
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三谷幸喜が映画に先駆けて出した小説。
歴史物を作ると賛否両論あがりまくる三谷幸喜ですが、この人ものすごい歴史オタクだったりもします。

清州会議という会議を企画して終了するまでの、それぞれの登場人物の独白や記録を集めているという形を取った小説です。
清州会議、実は歴史は常に赤点ギリギリだった私はまるで詳しくないのですが、織田信長の跡目を決めるための会議のことなのですね。
いろいろな人の思惑が入り乱れて緊張感溢れ……というよりはコメディ路線突っ走っている感じ。
登場人物のキャラクターが面白い。とにかく面白い。

時代小説と言ってしまうとまずい気がする。
とにかくものすごくカタカナ言葉が出てくる。この時代の人がセッティングとか言ってるだけで面白いわけで。
けれどそれゆえに、その人の立ち位置が浮き彫りになるのも事実。
現代に生きる私達に一番入り込みやすい形で描写している様はさすが三谷。。。と思ってしまいました。
キレ者の丹羽長秀が秀吉に懐柔されるくだりなど、思わずニヤニヤしてしまう。

私が歴史に詳しくないからこそそう思うのかもしれませんが……さらりと読むには大変面白い小説。
ものすごい切り口を使ってはいるけれど、歴史とその登場人物に対する愛があるからこそ出来るんだなあということだけはしっかりと伝わります。

映画が楽しみ。


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