本の記録
読書感想文。
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松尾スズキのやさしい野蛮人入門1・2・3
09月 14日 * 12:49 * 松尾 スズキ *
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(転載)

私は松尾さんのエッセイが大好きです。
こんなにおもしろいエッセイを書く人は他にあまり知りません。

ただただぼやいてるだけのWeb日記を本にした「ギリギリデイズ 」という本があります。
本当に日記なんだけれど、それがすごく面白い。
こんなに素(に近い)ボヤキが面白い人、他に知らない。
なんで私が松尾さんが好きなのか、すごく納得した本でありまして。

この人、自分の主観を俯瞰で眺めてる人な気がします。むしろ自分自身に寄れない感じがする。
エッセイのなかで主張している偽善の勧めはものすごくわかる。
善意の人は時に独善に陥るというのもすごくよく分かる。
人が行動を起こすときは、100%自分のためであるので、あなたのために云々ってのはすごくうそ臭い。

人はしたいことしかしないのです。
究極に思える選択をしなければいけない時だって、
限られた選択肢のなかからどれが自分にとっての一番なのかを選んでいるのだ。
自分が損をして相手が得をするような行動を取ることもあろう。
けれどそれだって、自分がそうしたいからするのであって、そう考えたら自分のためなのだ。

私がいい気持ちになりたいからあなたに善いことをしますよ。
と宣言する事で平和になるってのはものすごく感じるところ。
人はただしてもらってばかりだとやっぱり落ち着かなくなるもので。
お互いに利益があってイーブンね。っていう前提は、健全な人付き合いのなかでは必須なのだと思うのです。

ああ私の物事の考え方や感じ方は松尾さんの物事の考え方や感じ方に似ているのだなと思ったのでした。

本当にさくっと読めるしお手軽なお値段なので、興味を持った人はぜひ。
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